仕事を知る技術部

技術部の様子

技術部は、取引先からの受注に応じた 製品設計 および 当社独自の新製品開発を担う 設計開発課と、 工場の生産体制 を見守り、 品質を 高度に維持する 品質管理課で構成されています。

設計開発課

設計開発課の様子

売れ筋製品の拡売を担う個別受注と新製品開発を中心 に対応

豊國工業の生命線となっているのは、委託製造で大量に受注した売れ筋の既製品です。
しかし、既製品だけでは多様化するニーズに対応しきれない場合もあります。例えば、高さや幅といったサイズもその一つ。設計開発課では、既製品の仕様変更や特注品を含む個別受注製品の設計を中心に行っています。取引先のニーズに最先端で応える部署です。
オーダー数は一カ月でおよそ150件。一件当たり10~20枚の設計図面を工程と納期に合わせて作図します。設計スタッフの一人ひとりが個性や技量に合わせた案件を担当することで、作業の時短とスキルアップをはかっています。
一方、営業課とともにオリジナル商品のアイデアやコンセプトを製品化していくことも設計開発課の仕事です。図面が出来上がると製造部に試作を依頼。営業担当者を通じてエンドユーザーの声を聴きながら、完成品に近づけていきます。デザインの自由度も高く、取り組みを通じて新たな知見を得られることも大きな魅力。今後は、グッドデザイン賞へのエントリーも視野に入れながら、よりオリジナリティの高いプロダクトデザインに挑戦していきたいと考えています。革新のエネルギーを持ったクリエイターが活躍できる場所です。

品質管理課

品質管理課の様子

品質を守るための製品試験や座学の開催、パトロールを実施

豊國工業が生産する製品の仕上がりと機能を確保し、要求された規格を満たした製品をお客様にお届けできるよう日々活動しています。新製品の強度試験をはじめ、クレームのもとになる工程内不良などを見つけ出すQCパトロールの実施や、クレームの再発防止・不良品の流出を防ぐためのQA委員会を主催します。お客様の要求事項と製品規格を保証するために、モノづくりの精度とルールを監視・測定する仕事です。
製造スタッフの品質管理教育も大切な役割の一つです。当課員が講師を務め、クレーム内容のフィードバックと必要な改善策を提案。ミスの再発を防ぐための座学を開催しています。さらに取引先との品質会議も定期主催。届いたクレームなどの情報共有にはじまり、改善項目の優先順位を決めて 実行に移します。協力工場を対象に、適正な環境でモノづくりが進められているかどうかを確認する監査も欠かせません。
品質管理活動を行ったことで品質が向上し、従来以上に評価を高める製品もあります。
会社のモノづくりを支えている、お客様に喜んでいただいている、その実感が成長を促します。